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アートスペース油亀企画展 ​林拓児のうつわ特集「turning point」DM


林拓児のうつわ特集 web通販展 絶賛開催中


NHK 「イッピン」にて林拓児さんの制作風景と作品をご紹介いただきました。
撮影はアートスペース油亀にて行われました。


「ふだん使いを美しく なつかしモダン〜岡山の焼き物〜」







ひとつのターニングポイント
新しい土地で挑戦する新しい焼き物


「せともの」という言葉が、広く日常食器を意味するほど
言わずと知れた焼き物の一大産地。
愛知県瀬戸市に育った、林拓児(はやしたくじ)さん。

瀬戸での作陶活動を経て、新たな拠点として岡山を選び、2016年に移住。
林拓児さんにとって、ひとつのターニングポイント。
新しい土地で挑戦する新しい焼き物。
なおも変わらず作り続ける日々と、そこから生まれるもの。
今、この地で。林さんの手から、何が生まれてくるのか。



林拓児さんの<貫入>


うつわの表面をコーティングするように施す釉薬。
釉薬の表面には貫入と呼ばれるヒビ割れのような模様が生じます。

林拓児さんの貫入作品の特徴は、
うっすらと浮かび上がるような模様としての美しさ。
彼はドングリの帽子部分を水に漬けた栃渋を作り、貫入作品を漬け込むのです。
漬け具合により模様の出方も様々。
静寂な中に力強さを兼ね備えています。



林拓児さんの<灰釉>


釉薬の調合に木の灰が使われることがあります。
灰の成分や、質量により、焼きあがる作品の表情も変わります。
林拓児さんが研究を重ね、独自に調合した釉薬と灰の成分によって
ビードロを思わすような、美しい碧色が生まれるのです。



林拓児さんの<粉引>


岡山に移住して、掘り出した粘土層。
未知の土と向かい合いながら、林拓児さんの新たな挑戦が始まりました。
不安定ながらも一期一会の焼き色を生み出す岡山の土。
野性味あふれる林拓児さんの粉引作品をお楽しみください。



アートスペース油亀企画展

林拓児のうつわ展「turning point 」 2017年​7月​8日(土)→​17日(​月祝)の詳細はこちら










林拓児 / Takuji Hayashi

岡山県岡山市在住
1977年 愛知県生まれ
2002年 倉敷芸術科学大学卒業
2005年 瀬戸窯業技術センター研修修了
2006年 愛知県立窯業高等技術専門校修了
2016年 岡山に移住
2017年 アートスペース油亀企画展 
    林拓児のうつわ展「turning point」個展開催

静かに入り込んだ貫入の絶妙な濃淡。
灰を自在に操る釉薬作り。
独特のフォルムと質感。
使うごとに彼の世界観を覗くことができます。


写真提供:アートスペース油亀
http://www.aburakame.com


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