作家でえらぶ > 矢尾板 克則

陶芸家 矢尾板克則の「剥離(はくり)」

作品に塗った色化粧の上に、土色の化粧土を塗り重ねる。

塗り重ねた化粧土は、自然乾燥することで収縮をおこし、
下地の色や表情を剥がしながら落ちていく。

その下から浮かび上がる、風化したような表情。
それが矢尾板克則作品の独自の風合いなのです。

矢尾板克則の造形の世界をお楽しみください。


アートスペース油亀企画展
矢尾板克則展「浮遊スル冬」 2015年​12月​12日(土)→​12月​25日(​金)の詳細はこちら






矢尾板克則

矢尾板克則 / Katsunori Yaoita
新潟県長岡市在住 
1969 年 新潟県生まれ。
1991 年 武蔵野美術短期大学陶磁科卒業
     山本幸一(熊本)に師事
1995 年 新潟県長岡市にて製作活動開始
1998 年 日本クラフト展優秀賞
2000 年 ビアマグランカイ佳作賞
2015 年 アートスペース油亀企画展 
     矢尾板克則展「浮遊スル冬」個展

こどもの落書きのような象嵌、
アートなうつわの色使い。
「焼き物」を横目で見ながら
フラフラと「ヤキモノ」をつくる。
時にそれがロックやアートや
なにかになればいいなと
僅かな可能性を信じながら。




写真提供:アートスペース油亀

http://www.aburakame.com




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