商品詳細

矢尾板克則「漆象がん皿」 [490]

価格: 13,200円(税込)




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矢尾板克則「漆象がん皿」



矢尾板克則さんの「漆象がん皿」です。
カタチってなんだろう?
そんなことを考えてしまえるような、フワフワとした輪郭に
白い部分は、矢尾板さんが一本ずつ、フリーハンドで彫刻を施しています。
掘ってへこんだ土のミゾに、白い磁器質の粘土を刷り込み、
全体を丁寧に研ぎだすことで、この模様が浮かび上がってくるのです。

黒色の部分は、焼きあがる直前に
窯から引き出し、(真っ赤な火の玉のような状態で出てきます)
木のオガクズにうずめて、酸素を急激に吸着させてできた
深い黒色になっています。

さらに!
矢尾板さんが、木の漆(うるし)をていねいに全体に刷り込んで
漆が定着する絶妙な温度帯で、もう一度窯に入れて焼きあげました。

漆を陶器に定着させることで、
なんともしっとりとした肌触りと、
質感を醸し出しています。

手塩にかけて出来上がった逸品です。
一生もののコレクションに、いかがでしょうか。


【サイズ】

約20.0cm×23.0cm
高さ 約3.5cm



作家プロフィール

矢尾板克則 / Katsunori Yaoita
新潟県長岡市在住 
1969年 新潟県生まれ。
1991年 武蔵野美術短期大学陶磁科卒業 山本幸一(熊本)に師事
1995年 新潟県長岡市にて製作活動開始
1998年 日本クラフト展優秀賞
2000年 ビアマグランカイ佳作賞
2015年 経済産業省「The Wonder500」選出
2015年 アートスペース油亀企画展 
    矢尾板克則展「浮遊スル冬」個展

矢尾板克則の世界へようこそ


1969年、新潟県長岡市に生まれた矢尾板克則。
武蔵野美術短期大学陶磁科を卒業し、九州熊本の山本幸一氏に出会い、修業。
武蔵野美術大学陶磁研究室勤務を経て、長岡市に帰省。制作を始めます。
矢尾板克則の生み出す作品は、うつわの世界にとどまらず、
ひとつのアート作品としても高い評価を得ております。


矢尾板克則 作品が出来上がるまで



剥がれ落ちる矢尾板克則の化粧土 色とりどりの化粧土

塗り重ねられる土色の化粧土  ゆっくりと剥がれ落ちる化粧土  ゆっくりと剥がれ落ちる化粧土



矢尾板克則作品の特徴とも言える、「剥離(はくり)」。
作品の素地に塗った色化粧の上に、土色の化粧土を塗り重ねます。
塗り重ねた化粧土が自然乾燥することで、収縮をおこし、
下地の色や表情を剥がしながら落ちていきます。
その様子は、まるで「うつわの脱皮」のようです。

剥がれ落ちた下から、浮かび上がるようにして生まれるのは、
風化したような、深い表情。
それが矢尾板克則作品の独自の風合いとなり、世界観を生み出していくのです。

作品ひとつひとつに、矢尾板克則の時間が詰まっています。
使うことの楽しさを引き出してくれる。
そんな一品に出会っていただけましたら嬉しいです。

油亀のweb通販
代表 柏戸喜貴


写真提供:アートスペース油亀

http://www.aburakame.com

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