アートスペース油亀企画展 寺村光輔のうつわ展 「陰翳礼讃」より
1000点を超える展示作品の中から、油亀スタッフ一押しのうつわたちが
web通販にも登場しました。本展のために寺村光輔さんが生みだした
渾身作ばかりが大集結!
【寺村光輔さんの釉薬作り】
寺村光輔さんは、工房の近くの農家の方から果樹の枝や、わら、
お米のもみ殻を分けてもらい、それらを燃やして灰にします。
そして何年もの歳月をかけて、出来上がる灰を種類ごとに大切にためています。
益子に昔から伝わる「寺山白土(てらやましろつち)」とそれらの灰を
掛けあわせることで、独自の釉薬を作っています。
彼の作品にある独特の色使い、クリアな光沢のあるガラス層の下から
浮かび上がるような発色は、自然のものから生み出されているのです。
オーブン、レンジに使用できます。
耐熱のうつわのご使用方法はこちらをご覧ください
【長石釉(ちょうせきゆう)】
となり町の梨農園さんと一緒に梨の枝を
灰にします。天候に左右されないように
雨が降ればトタンで覆いをかけたり。
軽トラックで約4台分の枝を燃やし、
出来る純粋な梨の灰は、鉄分が非常に
少ない単一な灰となります。粒子が粗く、
貴重な長石(ガラス層になる成分)を使い、
透明で厚みと奥行きのある透明な表情をつけています。
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直径 約8.5〜9.0cm
高さ 約6.5〜7.0cm
一点ずつ個体差があります。ご了承ください。
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作家プロフィール
寺村光輔 / Kosuke Teramura
栃木県芳賀郡益子町在住
1981年 東京都生まれ
2004年 法政大学経済学部卒業
益子 若林健吾氏に作陶を学ぶ
2008年 益子町大郷戸に築窯 独立
2015年 アートスペース油亀企画展 寺村光輔のうつわ展「温故知新」
2017年 アートスペース油亀企画展 寺村光輔のうつわ展「陰翳礼讃」
益子特有の土と近隣から手に入れた木の灰を使い
伝統を踏まえながら「現代」の暮らしに必要なうつわを提案。
日々、本来大切にすべき「美しいもの」を探求する。
彼の作品は料理を盛り付けたときにこそ、うつわの真価が発揮される。
写真提供:アートスペース油亀
http://www.aburakame.com